医療資格

柔道整復師（国家資格）

■概要
柔道整復師は、「ほねつぎ」や「接骨師」、「整骨師」とも呼ばれます。打撲や捻挫、脱臼、骨折などの応急措置や補助的治療を行います。

接骨院、整形外科等へ勤務しながら経験を積み、その後独立開業をするものが多い。

柔道整復術は伝統医療のうち武道家の素養として永年伝承されてきた整骨術に発し、西欧諸国から伝えられた医科学知識を取り入れた唯一無二の伝統的な日本の民族医学で、その徒手技術は、人体の動きに極めて合理的な理論により、骨や関節、筋や腱などの軟部組織の損傷における自然治癒力を最大限に活かす、薬を使わない保存療法（手術によらない治療）であることが特徴です。

昭和期には主に柔道家が「ほねつぎ」もしくは「柔道整復」という呼称で開業、庶民の医療として信頼され親しまれながら伝統医療技術を継承、昭和26年に学校教育による資格制度として現行体制が始まりましたが、以来、柔道整復術という名称が定着しています。


■受験資格
国が指定した養成施設を卒業

■試験内容
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学･公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規

■試験日
3月

■試験地
北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県

■問合せ先
(財)柔道整復研修試験財団
〒103-0006
東京都中央区日本橋豊沢町8-7
サンビル 4F
TEL：03-5652-3323